自分自身を大事に育み生きる

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最近どうしたことか、過去が走馬燈のように鮮明に蘇り始めています。


なぜ、遠い過去の言葉の一字一句まで覚えているのでしょうか。


私の記憶の奥で、未消化になったままの体験が、ひとコマひとコマ出てくるのです。


その度に、タイムスリップしたかのように、その時の感情が蘇ります。


我慢した事、閉じ込めた悔しい思い等の未消化な感情を、過去の私と共に味わいつつ、受け止め、分析していきます。


こうしてみると、過去の感情とは今そのものの感情であり、未消化であればあるほど、それはその後の人生に影響を及ぼします。


私は、親に褒められて育てられたと思っていました。


ところが、幼児期に両親から言われた言葉が、ふと蘇ったのです。



「親戚に子どもが欲しい人がいる。大金持ちだから、いっぱい勉強させてもらえる。行くか?」


からかっているのでしょう。少し笑いを含んだ表情で言う父。


傍らで、母までもが続けたのです。


「欲しい物、何でも買ってもらえるよ。」


。。。。。。。。。。。


「両親に捨てられる!!!」


突然、崖から突き落とされたような、その時の衝撃。


突然、目の前の両親が他人に見え、周りの景色が灰色に変わりました。


余りのショックに、私は翌朝、血尿を出し急遽入院してしまいました。


でも、両親は自分たちの不用意な言葉が原因だったと、気づく事はありませんでした。


その出来事のため、私は不思議なくらい良い子だったのかもしれません。


親を煩わせることのない自立した子で、親に甘えた記憶が無いことにも気付きました。


潜在意識の奥に「よい子にしないといけない。」と刻みこまれたのでしょう。


しかし、その潜在意識の刻印は誤りであるため、やがて不幸を呼ぶことになります。


嫁、姑問題で、それは炙り出されました。嫁いびりです。
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もし、当時の私に、自分自身を大事に育み生きるという正しい認識が出来ていれば、自分を守り、苦しむことはなかったでしょう。


私は女性にとって、とても恵まれた職に就いていましたので、たとえ離婚しても一人で十分生きていけたはずです。


ところが、良い人にならなくてはと潜在意識に刷り込まれているため、自己中心的な姑にもかかわらず、良い嫁になる努力をしてしまったのです。


それが、大きな過ちでした。


姑は、ますます増長し、暴言を繰り返すようになりました。


(自分を大事に育むのと、自己中心主義とは全く違います。)


自分自身の思い込みが間違っていると、このように必ず不幸を呼び込みます。


自分自身を大事にしない人には、必ず自己中心主義者のいじめ役が引き寄せられるのです。


そして、周りから、いじめ、いびられる環境となり、自分を大事にすることの真理に本人が気付くまで苦しみは続きます。


学校、職場のいじめも全て同様です。


いじめられている人をAとします。Aは、心が優しく思いやりがあります。


相手を尊重して、話を合わそうとしてしまいます。


また、困っている人を放っておけません。困っている人がいると助けようとします。


すると、何が起きるのでしょう。


目の前に、問題のある人、困った人、自己中心的な人が次々引き寄せられてきます。


そして彼らはAに、我が儘、やりたい放題をし始めるのです。


結果的に、苦しみ地獄に落ちるのは、「助けたい。」と潜在意識の奥底で思っていたAなのです。


理由は、Aが自分自身を大事にしなかったからです。


人生を転換させるには、「良い人になる」「人を助けたい」と思うのではなく、「自分自身を大事に育む」「人の力を信頼し尊重する」と自分自身の信念を切り替える事です。


すると、どうなるでしょうか。


Aの周りには、信頼し尊重する人が次々引き寄せられてくるようになります。

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また、最近よく思い出してしまう昔の友人がいます。


超高学歴の優秀な女性で人格者、現在は会社社長。著書もたくさんあります。


彼女のバイタリティー溢れた生き方は、次々出版される著書や、ネットを通して伺い知ることが出来ます。


彼女は自分自身に自信を持ち、真に自分を大事に育み生きることが出来る人です。


それは、また日々のたゆまぬ努力に裏打ちされたものでもあります。


彼女は、経済的にも恵まれた東京育ちで、子どもの頃からピアノ、バレエを習っていました。


当時、地方の子どもの私には、まるで理想の世界の少女に映りました。


そして、「将来、ベストセラー作家になる。」と夢を語った小学生の彼女の言葉通り、現在も会社経営の傍ら、著書を出し続けているのです。


今、私はこうして自身の人生を振り返り、分析しつつ、今後はこの世でやり残したことを一つずつ成し遂げていこうと思い始めています。


自分を大事に育み生きる人生へと。
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ありがとうございました。